T・F邸  岡崎市

この家は外壁が土塗り壁、そしてなかは8寸角(24cm)の大黒柱が「ウリ」です。
両手で抱きついたり背中いっぱいもたれたり・・・自分で設計していながらこういうのって
チョット羨ましいです。

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大黒柱のある山荘ふう
   マイホ−ム

 

この家はお施主さまに直接完成している作品を

数件見ていただき、シンプルではありますが『木』

のもつ独特の温もり、視覚に対する柔らかさを大切

に表現したいという考えに共感を頂いた結果でき

あがったものです。
玄関です。腰壁は杉板、壁と天井はシナ合板

貼りです。下足入れは集成材を使って造り付け

としています。また、ちょっとした外出着や来客の

コ−トなどを収納するクロゼットを併設しています。
リビングです。気軽に(寝転がって?)暮らすのを

基本として設計しています。  

窓は出窓にして目一杯明かりを取り込めるように

巾2.5m高さ2.2mの大型サッシを天井いっぱい

に取り付け下部はベンチを兼ねた地袋を取り付けて

います。
中央の大黒柱を中心に向かって左がリビング、

中央奥が和室、手前がダイニング、そして右奥が

階段室およびトイレ洗面浴室等のスペ−スです。

建具類はすべて引き込み式として1階部分を

すべてワンル−ム化できるようにしてあります。
リビング側より、建具で仕切った状態です。
同じく、解放した状態です。
2階バルコニ−です。この家の顔であり

、設計の意図するところを、アピ−ルしています。
大黒柱と共に記念写真です。
1階はこの大黒柱を中心に構成して、建具で仕切って部屋割りしてますが、
基本的には冬以外はすべて開けっ放し(建具はみんな引き戸・引き込み戸です。)
ワンル−ム化して広くひろく使っていただいてます。階段の吹き抜けもワンル−ムの一部に
取り込める為に上昇気流(エントツ効果?)が起きて風通しがとても良く、クソ暑かったこの夏、
あまりエアコン使わなかったとか・・・